うん、まぁそんなこともある。

何があるのも、何がないのも人生。

幸せになりたいから「どうやったら幸せになれるだろう」は考えない

 どうやったら幸せになれるんだろう?ってずっと考えていました。


最近になって、やって幸せの方法が最近わかってきました。
最初に結論を言いいます。
「幸せになること」は難しくても「幸せであること」は目指せるのではないか、と思っています。


ずっと幸せのことを考えていたと思います。
直接「幸せになりたい」とかじゃなくても、でも結局、何かをやるモチベーションとして「幸せになること」があったように思います。
もっと言えば私の場合は「不幸せになりたくない」というモチベーション、かな。

時には、これをやることってどんな意味があるんだろう?とか、
これって正しいことをやってるんだろうか?なんて思うこともありました。

 

どうやったら幸せになれるのか。
どうしたらいいのか。

ビジネス書を読んでると、自分の目指したい到達点(幸せ)を見つけそこに向けて全力で走れ、みたいな言葉にも出会いました。
でもその到達点が何かを見つけることができなかったし、
なんとなくこういうものかなっていうものに向かって走っていた時は時々とてもしんどくなってしまいました。

例えば恋愛でも。
彼氏ができると幸せになるのかな~とか思っていたけれど、
そのために、甲高い声で媚びたり、男の言う言葉になんでも共感しているフリをしている時、私は別に楽しくはなかった。
そして彼氏ができたとしても、そのことそのもので「幸せ」を得たかというと、そうでもないなって思ったこともありました。
(今は結婚してめちゃくちゃ幸せですよ。ははは!)

 
前置きが長くなりました。

ある時気づいたのだけど、「どうやったら幸せになれる?」という考え方はとてもしんどいと思います。
それって、まるで今ここ現在は「そんなに幸せでもない」状態みたいだし、
「何か」を得るまでの、その道のりがどんなものかが無視されちゃいそうだし、
そもそも幸せになるためにという「何か」が本当に自分を幸せにしてくれるかもわからない。

じゃあどうしたらいいかというと、完全に気持ちの問題になってしまうのだけど、
「はい、もういま幸せ」って。
もう今この瞬間から自分は幸せってことにしてしまう。幸せになってしまう。
目指すべきは「幸せになる」というより「幸せである」こと。

 

スタンフォード式人生デザイン講座という本に、
人生をサッカーや野球のように「勝つため」のものと捉えるのではなく、
まるでダンスのように、何かのためとかでなくただ踊っていることそのものが目的という在り方を目指すという言葉がありました。
この表現にはとてもなるほど、と思いました。
(サッカーや野球でも、勝つためにやってるけれど、でもプレイ中もすごく楽しんでやっているという状況もあると思います。)

 

未来や過去ではなく「今」にフォーカスするというのも大事なのかなと思います。
幸せをずっと先にとっておくんじゃなくて今この瞬間に幸せであること。

 

「いいことがあるから笑うのではなく、笑っているからいいことがある」
「楽しいことだから楽しんでやるんじゃなく、楽しんでやるから楽しいことになる」
「幸せになるために努力する、幸せだから努力する」
こんな風に考え方の順番を変えることが大切なのかなと。

どんなことも「楽しい」から始める、「幸せ」から始める。
出来る限りこういう気持ちでいたいな、と。

 

という訳で、私はいまぼちぼちゆるゆる幸せです。

 

おわり