うん、まぁそんなこともある。

何があるのも、何がないのも人生。

リモートワークがますます広まってほしい

コロナウィルスが収束、そんな馬鹿な。
感染者の方は確かに減ったのだと思います。
だけど、これで完全にコロナウィルスが消滅した訳じゃない。
ワクチンが発明されるまでは、コロナと共存するしかなく、その方法を考えるしかない。

でもなんだか世の中はまるでコロナウィルスの問題が収まったかのようですね…
外を歩けば人が多いし、SNSを見ていてもみんなが外出し出していることを感じています。
経済のことを考えれば、いつまでもステイホームしている訳にはいかないというのもよくわかります。
だから、しっかりと対策をしながら、皆が少しずつ元の生活を取り戻していくというのはとても大切だと感じます。

 

だけど、だけどよ。
そそくさと、テレワークを廃止する企業っていかがなものか。
「「コロナウィルス拡大防止のために」テレワークを引き続き行ってください」というメッセージも流れてきますが、これも不自然だと感じています。
コロナだから…とかじゃなくて、普通にテレワークをもっと推奨しようよ!?と思うのです。
そういう方向に進みたったのではないのか!?と不思議でなりません。
せっかく、今回一歩踏み出したことをなかったことにしようとするなんて、もったいなさすぎではないでしょうか。

 


私の職場では3月の結構早い時期からテレワークを取り入れ、私も早々に自宅勤務を行っていました。
自宅勤務って最高ですね><
出勤時間の30分前まで寝てられる、メイクは適当でいい、自分の判断で休憩に入れる、
業務中に訳のわからない仕事を振られることがない、お世辞ばかりの不必要なコミュニケーションをとらなくていい、
勤務を終了してすぐに晩御飯の準備に取り掛かれる、通勤しないから余計な疲れがない・・・などなど言い出したらキリがない。

まとめると、
・通勤時間がまるまる自分の時間になる
・自分のペースで仕事ができる(休憩がとれる)
・その結果、ストレス&疲れが軽減 という所でしょうか

貴重な「時間」を無駄に使わなくていい、ということがとてもいいと思いました。
通勤時間がなくなることで生活にゆとりができるし、体力的にも余裕が生まれました。
こうして文章を書いたり、勉強することもしやすくなりました。

企業にとっても、経費削減に繋がるなどメリットも少なくないはずです。
デメリットとして、在宅で勤務するための設備が整っていない、設備を整えるための費用がかかるなどがあげられると思いますが、
一度環境を整えてしまえば、苦労が減り費用もかかりません。

 


こういう働き方を、皆が求めていたのですよね…。
働き方改革ってこういうことだな」と思いました。
というか今までがなんて無駄な行動をとっていたのだろうと情けなくすら思いました。

でも、元に戻ってしまうのですね。
せっかくできたノウハウも、まるで夢を見ていたみたいになかったことになってしまう。
やっと進んだのに、後ずさりをする意味が全くわからない。


誰もがリモートワークをしよ、という訳ではなく、あくまで選べるようにすればいいと思います。
会社の中で勤務する方がいいという方は出勤して勤務すればいい。
私の職場では仕組み上は業務を在宅でも職場でもこなせる状態となっています。
それなら、家にいても職場にいってもどちらでもいいと思うのです。

でも、そうはならない。

私の職場では、私の所属する部署はリモートワークにかなり適応しましたが、そう出来なかった部署もあったそうです。
であれば、進んでいる部署に合わせてこれからリモートワークをますます進めようとなってもいいと思うのですが、上層部の発想は完全に逆だそうです。
つまり「出来ていない部署があるならそちらに合わせよ」というのです。

全く納得がいかないのですが、恐らくそもそも上層部は在宅勤務にさせたくないようです。
それは「家にいると見張ることができないから」だそうです。
また、仕事をすることは会社に来ることだ、という考えが強く強く根付いている、ということらしいです。
つまり、出勤=仕事をしている、職場に長くいる=頑張っている という価値観なんですよね…。


私たちはコロナウィルスのせいであまりに多くのものを失いました。
というか、進行形で失われています。
そんな中でせめて何かを得られるとすれば、インターネットの活用と、仕事の仕方の新しい価値観を広げていくことぐらいではないでしょうか。
それさえも得られない、というのであればあまりに悲しい。というか、私は悔しいです。

なんとなくですが、テレワークは「制度としては残る」のでしょうね。
しかし、「皆がそれをやっていないから、私だけそうするなんて無理」みたいになるのではないでしょうか。
そんな中でも恐らく、今回のことを気に働き方改革を進める企業も少なからずあるでしょう。
結果、働き方に関する取り組みの格差が企業間でますます広がるのだと思います。

そういう所で会社への愛着心ってすごく変わってきそう。
私は今回のことで、結構会社への気持ちが冷めry


コロナウィルスの影響で得たこと、学びも少なからずあります。
その学びを活かしていきたいと考えます。

組織にもそうであってほしい、というのはワガママなのかな…。